HOME 法話 行事 沿革 熊谷堂 熊谷次郎直実 熊谷夜城 遺言板 質問・相談 縁の下の面々 門信徒
満福寺ロゴ
質問・相談
stroke

ドッキリ相談ユニーク応答


仏事・世事、浅いこと深いこと、どんなことでもご相談・質問下さい。
熊さん小住職が眼から鱗が落ちるかのように?ホットにお応えします。

ただし、下記メール宛まで。
勿論守秘義務厳守!ファイナルアンサー
(採用質問は匿名にて、ここに掲示応答します)

E-mail: jshock@manpukuji.com

本堂屋根瓦獅子吼
獅子吼(本堂屋根にあがった)
結婚と妹の死

質 問
 私の息子達が結婚式を挙げようとしたら、相手方の娘さんの弟さんが不慮の事故で亡くなってしまいました。息子達には赤ちゃんも誕生し戸惑っています。
 どうしたらよいものでしょうか。

 仏様の教えにご無礼があってはと思いますが、いつ頃がよいでしょうか?
 
   
ファイナルアンサー
 人生の喜びと悲しみが同時進行になってしまいましたね。
 でもここは亡き弟さんの心を大切に聞くべきではないでしょうか。亡き人と共に、今を生きる。その勇気が出せた時、本当の結婚式も自然に決まるのではないでしょうか。人は一人では生きられませんし、他者と共に生き、生かされています。今に過去を受け止め、未来に責をもつ。繋がりの中で今を生きている。

 自分たちの幸せも大切ですが、とりわけ家族・肉親との響き愛が満たされない限り空しさが沈潜します。

 仏様には?との、ご遠慮のお尋ねも含まれておりましたが、そのことに気を配らなくて良いのが真に仏教的であるのです。妙な言い方になったかもしれませんが、仏様は拘束したり、縛るものでなく、因縁の中・しがらみのまっただ中を自由に生かしてくれる力(はたらき)なのです。
 ご両家の因縁の深い方々が、この際一緒になって、お話し合いをされ、亡き弟さんを囲んでご相談されればよいと思います。

 親鸞さんは「念仏せんと(しようと)思い立つ心のおこる時」と時機純熟の時を促され、「良時吉日を選ばしめず」(日の善し悪しをいとわない。今、生きてるんだ)と教えてくださっています。今から退かない、本当に深い繋がりが確かめられることと念じております。

 ・・その後先方のお父さんより、「息子達も理解し、式は1周忌が済んでから相談と決めました」と、ご返事がありました。・・・良かったですね。お幸せに!

質問・相談ページ 

stroke

 

Home